バッグサポート金具を頂いたTOMO氏から制作依頼があり宅急便が届いた。旭風防の布たれをもとに革版を作って欲しいとの事だ。
まずは型紙を作る。
革の切り出し。
心金はφ3?のステンを50cmに切って使った。包んでパイピングみたいにして縫う。
裏側の毛羽立ちを抑えるためにトコノールを塗布してガラス板でしごく。コバ(切断面)はコバスーパーを塗布。
取り付け穴をあける。
平ゴムをつける。
まずはひも状に切った革で上側にかがりを入れてみる。
でもかがりのところがフニャフニャしてめくれるとカッコ悪いのでカテーテルの要領でφ2?のステン棒を入れてみた。
かがりの終わり部にステンが露出してるな?
補強してみた
仕上げにネイティブアメリカンっぽくネジはコンチョ&革紐を付けてみる。革紐にはビーズとか付けたいけどそれはウザイだろうw
ネジ部は袋ナットになるので、おねじの長さが難しい。とりあえず4?くらいにカットしたからワッシャ枚数とかで調節してくださいね。
やはり 「INTRUDER OWNERS CLUB」 は入れないとみんな納得しないだろう?

革があまったのでカービングを追加する。まずスーベルカッターでふち取りをする。

レザークラフトでいうカービングとは周りを凹ませることで立体的に浮き上がって見えるようにする技術である。
何も処理していないタンニンなめしの革というのは濡らすと容易に塑性変形し、乾くとその形状で硬くなるという特性がある。それを利用して革を濡らして乾かぬうちにスタンピングしていくのである。

絵柄を萌えキャラにするのは私には無理w
唐草で勘弁してください。

陰影をつけるためアンティックダイをすり込み、防水もかねてニーフットオイルを浸み込ませまくる。これで日に焼けていくほどいい感じになっていくだろう。

出来上がった革ワッペンを目立ちそうなところを狙って縫い付ける。

裏にはしっかりブランドのタグを縫い付ける。
このブランドは希少価値という点では自信があるw

ちなみにブランドマークは真鍮ブロックをリューターで手彫りした焼印である。

今度こそ完成!!!

















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