猛暑続きで外作業は無理だったが9月に入ってようやく、たまに涼しい日が出てきた。
16年前から乗っているアクセラが走行中の振動で後ろの方からカタカタ鳴るようになっていた。
とりあえず安価で済むリヤのダンプラバーやスタビマウントを交換したりしたが効果はなかった。
あと、マフラーのマウントゴムもプラプラに柔らかくなっており、マフラーがゴンゴン当たってるのかと思って固定して様子見てもダメだった。

あとはもう高額なスタビリンクとかショックアブソーバーの交換だけか。
そろそろ処分しようかという車にそれはやらないよなぁと、しばらく杞憂していたらamazonがカー用品でプライムセール始めちゃって、結局カヤバのショックアブソーバーを買ってしまった。
最近は車いじりも趣味となりつつあるのでやってみたい衝動が抑えられなかった。
交換作業は車を持ち上げてボルトを外していくだけなのでまぁ簡単だった。

交換を終えて試走すると見事に異音が解消していた。ああ、やっぱりやってよかったんだ(笑)
交換した2本のうち1本が抜け切っていたのはダンプラバー交換の時に分かっていたが、ヘタってしまうと異音も出てしまうのだな。圧縮時のダンプラバー接触のときに音が鳴るのか、伸びきったときに鳴るのか。
だが新品のショックアブソーバーはけっこう硬めで、乗り心地だけは立派なスポーツカーになってしまった。全然ロールしないからこれで峠道なんか行ったらとても楽しいのだろう。
しかし家周辺でコーナーは交差点くらいしかない。そして荒れた道路があちこちにあり、60km/hで走る広域農道なんか段差の度にお腹に衝撃が来る。
・・・柔らかいショックのほうがよかったな。

ロアボールジョイントブーツの交換も
実は他にもロアボールジョイントブーツが破れてグリスが漏れていたりしていて、こっちの作業のほうが大変だった。
ボルトを外すだけではジョイントが抜けないので、プーラーという工具を使ったりした。
汚れたグリスを拭き取り新しいグリスを塗る作業はあちこちベタベタにして難儀するが、新しい命を吹き込むようで好きな作業である。
ブーツの装着はバネタイプだったりカシメタイプだったりである。
ロアボールジョイントブーツはバネタイプでフックみたいな工具でバネを広げながら装着した。
ついでに交換したタイロッドエンドブーツはカシメタイプで丁度いい内径の塩ビパイプを当てがって叩き込んだ。


これで次の車検も大丈夫だろう。
この車は新車で買って最初と2回目の車検だけディーラーにお願いし、それ以降はDIY整備のユーザー車検で済ますようになって16年・18万kmも走ってしまった。
買い替えで下取りに出すつもりだったが、査定額4万円しかなかった(笑)ので処分せずに娘の通学用として乗り続けている。
ちなみに最初は軽自動車に乗らせていたがドアミラーはもちろん、ボディーのあちこちを傷だらけにされてしまった。しかしこっちの車はあまり傷を付けてこない。運転が上手くなってきたのか、それとも大きい車だから慎重になるのだろうか。
もういつ廃車にしても惜しくない車だといろいろチャレンジ出来て面白い。とにかく次から次へとオカシイところが出てきて飽きることがない(笑)
オカシイといっても自分で何とかできる程度だからとても良い車だ。もう愛着出ちゃって処分出来なくなってしまっている。

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