ちょっと暑かったが中華街を歩きたくなり、家族で高速飛ばして行ってきた。今回の余計な衝動買いは中国の切り絵である。
これは一枚の紙をハサミやカッターを使って手で切っていく工芸品で、中国では剪紙という。
小さいものは500円のしおりから大きいものでは50cm四方位で1万円クラスのものまである。売れ筋は2,000?4,000円ぐらいのものみたいだ。千切れたらおしまいなので細い線を出すのが一番難しいらしく、大きくて細かいものほど値段が高くなる。
絵柄も金魚や龍・鳳凰、梟などいろいろあって、それぞれ家庭円満だとか金運だとか意味を持っている。パパが買った「福」はオールマイティー(?)な感じで線も細く一番大きいものだ。
「福」という漢字は中華街ではあちこちに見ることが出来る。中国に行けば、普通の民家の玄関にもよく貼ってある。そして面白いことに「福」を逆さまにして貼っていることが多い。これは倒福が到福と同じ発音なので「福が来る」という意味なのらしい。
中華街の楽しさは店の雰囲気はもちろん、テーマパークと違って売り手も本物の中国人なので、リアルな海外旅行の雰囲気で買い物や食事が出来ることだ。切り絵のおじさんも結構日本語がうまいが訛りがあるので本物の中国人と分かるし、目の前で切り絵を実演して見せてくれる。それも商品の説明をしながら切っていくんだから大したものである。
同じクラフトマンとして手作り品を値切るのは気が引けるのだが、楽しくコミュニケーションしながら買うところを子供たちに見せたかったりするので少し安くしてもらったり、家族の干支を入れてもらったりして、気持ちのいい買い物が出来た。 😉
ここは横浜大世界というショッピングビルで他に花文字や篆刻などを実演販売もしている。
そしてなんと通販までやっていた。
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